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【2024/05/04 15:53 】 |
コミック:永遠の0(3)粗筋


・第十六話 妻のために
伊藤との面会を終えた健太郎は、宿泊先から母へ掛けた電話の中で『私の本当の父が母を愛していたのか』との問いが母から浮かぶ。子どもたちその物語が伝えられなかった事の意味を、伝えない方が良かったからなのかとの疑問も生じる。健太郎は祖父の名誉の為、また自分自身の為に再び伊藤の元を訪れる。
(祖父は)『愛していると言っていましたか!?』の問いに伊藤は『妻のために死にたくない、それは私達の世代では愛していると同じでしょう』と断言した。
祖父の調査を後悔していた健太郎は、始めて良かったと思い始める。
“平和の原点は、人の痛みがわかる心を持つ事。その痛みはどんな痛烈なものなのか!?本当にわかる事ができるのか!?”祖父に試されている気がした。

・第十七話 高山隆司
松山から戻った健太郎は、姉の紹介で新聞記者の高山と会う。高山は、特攻=カミカゼアタックの総括記事を企画し、自爆テロは何故起こるのか!?それを知る為にカミカゼアタックを今一度違う視点で洗い直すと言う。
特攻隊員を狂信的な愛国主義者と言い張る高山に、健太郎は反論する。
何故祖父は海軍に入ったのか、知りたくなる健太郎は調査に熱が入る。

・第十八話 井崎源次郎
高山と会った週末、姉と共に元海軍飛行兵曹長・井崎源次郎を尋ねた健太郎。井崎は、都内の大学病院に入院中だった。重い病床に正座をして健太郎たちを待っていた井崎は、宮部との回想を語るにあたり孫も是非同席させたいと言う。
井崎が宮部と会ったのは、ミッドウェー海戦の一ヶ月後。昭和十七年七月半ば、井崎はひとつめの命を救われる。

・第十九話 死の篩
ポートモレスビー攻略。世界を相手に戦っていた日本。毎日の様に繰り返される空戦では、学び損なえば死ぬ。それぞれ列機の2番3番機として出撃した宮部と井崎。宮部の度を超えた周囲への警戒は、列機から臆病と嘲笑される。経由するオーエンスタンレー山脈で、宮部は列機の誰よりも早く敵機を発見しこれを撃墜。井崎は、宮部に命を救われる。

・第二十話 生き延びろ
“臆病者”と嘲笑する隊員たちの中で、ラバウルで一二を争う空戦の達人・西澤廣義一飛曹は、宮部の操縦姿勢を見習えと高く評価する。当時は若く手柄を逸る井崎は、宮部が小隊長になった後も命を救われる。
『敵を墜とすより、敵に墜とされない方がずっと大事だ!生き残る事が出来れば、また機会はある。』
生き延びる事を第一に考えろ。

・第二十一話 宮部の「秘密」
『とにかく生き延びる事を考えろ』、宮部の言葉が井崎にずっしりと響く。
言葉だけではなく宮部に教えられた事が沢山あると井崎は言う、それは日々の鍛錬を忘れず空戦を生き延びて、娘に会う事。娘に会うまでは、なんとしても死ねない。
生死は運が決めると思い戦っていた井崎は宮部の生き様に共感し、生き残る事が何よりも大事なのだと思うようになった。そんな2人に、生き残る事さえ困難な戦いが始まる。

・第二十二話 五百六十浬
南太平洋に不沈空母として睨みをきかせるべく設営が進んでいたガダルカナル島への攻撃の報を受け、敵輸送船団攻撃を伝達された宮部たち。彼らのいるラバウルから現地へは五百六十浬(約1000km)、宮部は『無理だ…こんな距離では戦えない』と言い上官の鉄拳制裁を喰らう。約1000km、それは零式戦闘機の航続距離を考えると、空戦は難しい距離だった。

・第二十三話 七時間
ガダルカナル攻撃の初日メンバーに宮部と井崎の名前はない。意気揚々と出撃する精鋭たちを見送り、宮部は冷静にこの戦いを分析していた。巡航速度で3時間、帰りの燃料を考えると戦闘可能時間は10分少々。行きは心配ないが、目標物のない洋上を地図とコンパスだけで飛んでいるのだ、方位を見失って無駄な航路を取れば帰還も危うい。
元空母搭乗員だった宮部らしい言葉に、井崎はこの戦いが如何に困難か実感し始める。
翌日、宮部小隊は出撃。敵艦二隻、輸送船九隻を撃沈。往復七時間を操縦席で過ごし帰還するも、体力を激しく損耗した井崎の脳裏を『大変な戦いになる』と言った宮部の言葉が埋め尽くして行く。






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【2014/10/14 23:31 】 | コミック | 有り難いご意見(0)
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